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老後の生活費は月いくら必要か? |
老後、ゆとりのある生活を送っていくためには、一体いくら必要なのでしょうか?
老後資金特集などと銘打った雑誌の特集記事をめくってみると「ゆとりある老後には月70万円必要」とか「退職までに5,000万円貯めよう」といった読む人によっては天文学的とも思える数字が並んでいます。
総務省が発表した「家計調査(平成17年)」によれば、高齢者世帯が実際に必要とする生活費は月額約27万円、また生命保険文化センターが行った「生活保障に関する調査(平成16年)」では、ゆとりある老後を送るために必要な生活費は月額約38万円が必要と書かれています。
月額38万円という現実はかなり厳しい・・・ という方も多いのではないでしょうか?
皆さんにお願いしたいのは、これらの数字を鵜呑みにしないでほしいということです。これらの数字は、一定の条件のもとに調査された数字ですから、参考にはなります。しかし、皆さんのために計算された数字ではないのです。 現実的に必要な生活費は、皆さんの生活環境や、お金との付き合い方で大きく変わるからです。
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老後の最低日常生活費 |
ここでもう一つの数字があります。人事院が一般的な国民の標準的な水準を求めるために算定した標準生活費は、二人暮らしの世帯で 16万6270円 です。その内訳は次の通り。
食料費 |
31,370円 |
住居関連費
水道光熱費、家具、 家事用品費などを含む |
55,610円 |
被服・履物費 |
5,030円 |
雑費1
保健医療費、交通通信費 教育・教養娯楽費など
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39,700円 |
雑費2
こづかい、交際費、諸雑費など
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34,560円 |

この表からすれば、「生活できればいい」というレベルならば、20万円以下でやっていくことも可能ということになります。 しかし、人生の4分の1を占めるセカンドライフは思った以上に長い時間です。「求める理想の生活」は人それぞれ違うにしても、ゆとりある生活を楽しみたいですよね。
温泉旅行にも行きたい 週1回は外食 孫にはこづかい ゴルフも楽しみたい 自動車の維持管理もたいへん |
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老後の「ゆとり」のための上乗せ額 |
生命保険文化センターが行った「生活保障に関する調査(平成16年)」によれば、経済的にゆとりのある老後を送るための費用として、老後の日常生活費以外に必要と考える金額の分布はは以下の通り。
10万円未満 |
19.9% |
10〜15万円未満 |
37.6% |
15〜20万円未満 |
4.0% |
20〜25万円未満 |
9.2% |
25〜30万円未満 |
1.3% |
30万円以上 |
9.8% |
その他・わからない |
18.2% |

老後のゆとりのための上乗せ額の平均は13.7万円。多くの方が月10万円から15万円くらいは必要と考えていることがお解りいただけると思います。
つまり、生活費を標準生活費166,270円まできりつめれば、月30万円あればゆとりある老後を過ごすことができるわけです。
ゆとりある老後を過ごすためには 夫婦二人で月30万円必要 |
もちろん、お子さんの世帯と同居をすれば必要資金はぐっと減らすことができますし、持ち家でなく借家の場合はこの金額に借家家賃を上乗せしなければなりません。
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